【バク転への道 4】倒立前転

【※※※初めに※※※】
このサイトでは超初心者向けにバク転を習得していくまでの過程を説明していますが、
100%怪我をしないということはありません。
実際にやってみようと思う方は、安全には十分に配慮して臨んでください。
万一、怪我をしたとしても当サイトは責任を負うことはできません。
どうしても、という方はATOTのメンバーになっていただけたら、より安全にできるようにアドバイスもできる『オンライン練習』も可能です。

壁倒立が怖くなくなったら、次は倒立前転に挑みましょう。

倒立前転は、文字通り倒立して、そこから前転をします。
倒立は静止できなくても良いです。
静止しなくてもいいとはいえ、できない人にとっては倒立前転もかなりの恐怖です。

「背中から落ちたら痛いだろう・・・」
「もし頭をついて変に痛みがあったらどうしよう・・・」
など、恐怖と不安がよぎって思いきってやることも難しいと思います。

こうした恐怖を克服していくことを続けて、心身共に成長していきましょう!

もしも練習される場合は、しっかりと柔らかい地面(マットや布団など)を用意して行いましょう。

【倒立前転のポイント】
1、足に振り上げで勢いをつけすぎない
2、足から降りないようにする
3、前転に入るときに、しっかりと頭を入れ込み、体を丸める

さて、一つずつ説明していきます。

1、足に振り上げで勢いをつけすぎない
あまり勢いがあり過ぎると、制御できず背中から落ちてしまいます。
背中から落ちると場合に寄っては変な痛め方をすることもあります。(むち打ちになってしまうことも)
壁倒立で、少しずつ足を上げていった練習を思い出してください。
その練習がここで活きてきます!


2、足から降りないようにする
いろんな子どもたちを指導していて思ったのですが、
実は背中から「バーンっ!」と落ちることはほとんどなく、
多くの場合は、足裏からの着地で背中をか庇っています。
怪我が無いようにするための受け身としては大事ですが、
足首を痛める可能性と、本来の形と全く異なる動きであるということから、
あまりお勧めできません。
降りるときは、次のポイントを意識するようにしましょう。

3、前転に入るときに、しっかりと頭を入れ込み、体を丸める
もっと細かく言うと次のようになります。
1、頭を両手の間に入れ、後頭部又は首の後ろ(背中側の肩の間)を地面に着ける
2、背中を丸めながら、前転の体勢を作る
3、胸と足が離れないようにする

1の最初だけが倒立前転のポイントで、頭さえ着けられれば、あとは前転です。
前転に入るときに、
・肘を曲げて前転に入る
・肘を曲げずに身体を前にずらしながら背中側の肩の間を地面に着けて、前転に入る
の2種類の入り方がありますが、
どちらでもやりやすい方で良いです。

この技は恐怖克服のステップのひとつです。
ゆっくり安全にやっていきましょう!