【ロンバク】バク転の歪みを修正するのに意識すること

現在、ロンバクの練習をしております。とりあえず、ロンダート→バク転の繋ぎへの怖さはだいぶ克服できたのですが、バク転がどうしても歪んでしまいます。
この記事はその歪みを修正するために意識しているポイントを記載していきます。
私の意識している修正ポイントなので、感覚ややり方は個人差があると思いますので、参考にならない人もいるかもしれません。

【課題】そもそもロンダートができていない

ロンダート終わり・バク転始まりの姿勢と前後の状況を確認しました。
私の矯正ポイントは
1、膝の向きがまっすぐでない
2、手が下がっている

1、膝の向きがまっすぐでない

動画を確認していると、バク転に入る時の膝がちょっとだけ右に傾いていました。

斜めからの撮影で分かりにくいのですが、曲げている膝のがちょっと右に向いています。(真正面を向いていたい)

そうなった原因がいくつかあります。
(1)体の捻りが遅い(大きい)
イメージで言うと、足を揃えて着地するところを、足を揃えながら着地しているため、勢いが後方に集中しておらず、ちょっと捻り気味になってしまっています。

【対処法】
・ロンダートに入る時の手のつき方で、奥につく手を進行方向に対して縦につく

画像で言うと左手の向きですね。完全に縦にはなれていませんが、側転とは異なる付き方を意識しています。
ロンダートはいろんな方の動画を見たのですが、手のつき方は様々ありました。個人的にはこの付き方をしている方のが綺麗に見えるし、原理も理解しやすいのでこのフォームで練習しています。

・体を捻って足を揃えると言うより、足を揃える勢いで体が捻るように意識する(ハンドスプリングのように後から上げる足を内股を締める感覚で、先に上げた足に素早く引きつける)
・手を地面から離す(手で地面を押す)タイミングを体が返ってからを意識する

これらのポイントを意識していると、綺麗なロンダートになりますが、意識してないとすぐに崩れてしまいます。無意識でできるまで反復練習ですね。

2、手が下がっている

手の振り方に変な角度がついていたら、左右バラバラに上がっていたり、ロンダートからバク転への繋ぎがもっさりしているな、と感じていたのですが、
おそらく原因はロンダート終わり・バク転始まりの時の姿勢で一回手が下がっていました。下げる→上げるの動作(単発のバク転の動き)が必要になるので少しタイムラグが発生していました。

この時の手の位置ですね。静止画では分かりにくいですが、ロンダートの後のバク転に入る瞬間です。

【対処法】
・地面の押し返し(手で地面を押す動作)を意識する
・下げないように我慢する

手の動きとしてはこうなるイメージです。前の写真と比べると明らかに腕の移動距離が短く、スムーズな接続が期待できそうです。

「下げないように我慢する」は私の独特の感覚かもしれません。どうしても「バク転を!」と思うと慣れ親しんだバク転の動きをやってしまっています。まだロンダート→バク転の恐怖心が残っていて、余裕が無い心境のようです。

練習時には、自分の動画を見て、他の方の動画を見て、違いを分析し、
その違いが何によって発生しているのかを考察しています。
できる人は意識しなくてもできていることが、できない人には意識していてもできないとういことがよくあります。自分はどちらかというとできない人なので、講座系動画では語られないポイントも考察し、体現に落とし込むことをやっています。

客観的に見てくれる人の存在は大きいと思いますので、やはり誰かと一緒に練習するのは上達への近道かもしれません。そして、何よりあーだこーだ言いながら練習し、できないことができるようになっていくのは楽しいです。