【テコンドー講座】トルリョチャギ(廻し蹴り)

テコンドーと言えば廻し蹴り。トルリョチャギです。
試合の8割以上がこの技だと言ってもいいくらいだと思います。

『トルリョ』は『回す』の韓国語で、技名も空手と同じで、ほとんどそのままの技名になっています。

廻し蹴りも、体廻しだったり、前足だったり、両足だったり、上段だったりと、様々なバリエーションがあります。
今回はその基本となる動きを解説していきたいと思います。

それでは、テコンドーの基本にして基礎にして、最高の技トルリョチャギ、いってみましょう!

【※注意
もし、ご自身で試してみたいという方は、しっかりと準備運動をし、
決して力まずやるように心がけてください。

1、構え

2、膝上げ

3、回転

4、蹴り(膝下を伸ばす)

5、引き

6、降ろす

ひとつひとつやるときは、大げさに動きますが、
実際の蹴りの軌道はほぼ直線に廻し蹴りを出します
イメージしにくいと思いますが、これがテコンドーの蹴りの特徴です。
是非、実際の動きも見てもらいたいです。(いつかご紹介します)

今回は、初心者向けの基本動作ということで、丁寧な解説をしていきます。

1、構え
構えは大事です。呼吸を整え、一回一回の蹴りを丁寧にやっていきましょう。

2、膝上げ
ここまではアプチャギ(前蹴り)と全く同じです。
もっと言うと、このあとご紹介予定の、ネリョチャギとヨプチャギも同じです。
テコンドーの蹴り技は同じ始動で多彩に変化ができます。
しかし、技によって動きやすい構えや膝の上げ方は異なるので、自然に変わってくることもあります。
もったいないので、最初の基本練習のときは、同じ動きになるように意識して練習しましょう。

3、回転
軸足を廻し、蹴り足の膝を横に向けます。
基本技として練習するときは、なるべく地面に対して平行になるようにしましょう。
身体が固い人はこの時点でも結構きついので、ゆっくりやるときはできる高さで大丈夫です。

テコンドーの蹴り技はこのあとの膝下を伸ばすところが蹴りになるのですが、
この膝を上げたときに膝の向きの方向に蹴りが繰り出されます。
上段を蹴りたいときは、このときの膝の向きを上に向けて、膝を固定します。

4、蹴り
武道の基本技としての練習では、アプチャギと同様前足底での打撃を意識しますが、
ミット蹴りやキョルギ(組手)のときは背足(足の甲)で蹴ります。
画像は爪先までしっかり伸ばし、できるだけリーチを伸ばす背足での蹴りです。

5、引き
テコンドーはとにかく引きが(も)大事です。
引くときに、膝がぶれないように注意してください。

6、降ろす
アプチャギと同じように、次の動作につなげやすいように降ろします。
技によっては、軸足の回転の確度が大きくなるので、このときに合わせて軸足の確度を戻したり、
降ろす足に引き寄せて足幅を調整したりします。

アプチャギとどうよう、力まず進みながら左右交互に蹴って練習してみると良いと思います。
ゆっくり丁寧にやることで、動的ストレッチも兼ねることができます。
トルリョチャギは変化が多彩です。
蹴りを練習したい方は、是非マスターしてください。