誰もが憧れるアクロバットの代表的な技『バク転』。
できない人からすると「すごい大技!」
できる人からすると「勇気さえあれば、誰でもできるよ!」
と言われています。
そんな憧れの技『バク転』。
どうやったら「誰でもできる」の「誰でも」になれるかをゆっくりお話ししていきたいと思います。
私自身は、アクロバットを始めたのは26歳のとき。
そのときは、前転、後転はできましたが、側転はけっこう汚い感じで、倒立前転はできず、後転倒立はまったくできませんでした。
そんな状態から練習を始め、30歳のときにようやく『バク転』ができるようになりました。
できるようになってから振り返ると
「こういう順番で練習していったら、安全にバク転に辿り着けるな」
と思う練習がありますので、
これを公開していきたいと思います。
実際に私が指導している道場では、この順番を元にバク転の指導をしています。
できる子、できない子もおり、いろんなケースを指導してきていますので、
より多くの人の練習に対応していけると思っています。
それでは、これからしばらくお付き合いいただけたらと思います。
【前転】
まずは前転です。
「いやいや、前転くらいできるよ~」
と思われる方もいると思います。
でもちょっとまってください!
念のため、ご自身の前転を動画で撮ってみて、客観的に見てみてください。
「あれ、思ったよりきたない前転だな・・・」
と、なったりしませんか?
私は大人になってアクロバットをする目的のひとつとして、
「自分の身体を自分のイメージ通りに動かせるようになる」
というものがあります。
もし、自分の動画を見て、「あれ?」と思った方は、
是非、これから一緒に頑張っていけたらと思います。
コントロール可能であることはあらゆるストレスに対応できます。
仕事や人間関係、収入はもちろん、
自分自身の感情や身体もです。
アクロバットによって、自分自身の感情や身体をコントロールできるようになれます。
是非、トライしてみてください。
話が逸れましたね。
では、「前転」いってみましょう!
【綺麗な前転のポイント】
1、頭を地面につけるとき、なるべく後頭部を着ける(頭頂部を着けるのは首に負担がかかるので、止めた方が良いです)
2、回るときに膝と胸が離れないようにする
それでは、詳細を説明していきます。
1、頭を地面につけるとき、なるべく後頭部を着ける
頭頂部を着けてしまうと、その後の動きが背中が面で設置してしまいやすく、頭→首→肩→背中の丸みが無くなり、回り方が汚くなりがちです。丸いタイヤになりきって、丁寧に入りましょう。
2、回るときに膝と胸が離れないようにする
膝と胸が離れてしまうと、背中→腰→尻→足の丸みがなくなり、背中→足と接地してしまうので、起き上がり難くなります。
「なんか起き上がるときテンポが悪いな」
と思う方は意識してみると良いと思います。
膝と胸が離れないようにするには、腹筋が少し必要になります。
難しい方は腹筋もトレーニングメニューに入れましょう!
「早くバク転したいのに、前転から!?いったい、いつになったらできるようになれるんだ!?」
と思う方もいらっしゃると思います。
運動ができる方などは、どんどん飛ばしてやっていっても良いと思います。
また、ある程度若かったら、怪我をしても回復しながら練習できると思います。
しかし、私のように働きながらアクロバットとなると、
怪我をするわけにはいきません。
でもアクロバットはやりたい。
どっちも両立するには地道にやっていくことが一番です。
このシリーズはそう言った、
・絶対に大怪我したくない!
・運動全然できない!
・それでもどうしてもバク転やってみたい!
そんな方に向けて記載しています。
また、画像をなるべく用いず文章だけで説明することに挑戦しております。
これは私が開催しているオンラインレッスンにも対応できるようにするためです。
オンラインレッスンでのアドバイスは基本的に文章です。
どうしても伝わらないときに画像や動画を送付して説明しています。
そんなブログになっておりますが、お付き合いいただけたらと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。